モトグッツィはドイツ・ケルンで開催された「インターモト2014」で、スモールツインと呼ばれる744ccV型ユニットを搭載する『V7』系モデルを、「二型」とした改良型を発表した。
V7改良新型は、人間工学的追求により安全性と快適性を高め、より楽しめるモデルとするのが目的で、基本スタリングを引き継ぎながらも、大きく刷新されている。
5速ミッションを6速化し、潤滑系も再設計。シリンダヘッドを膝から遠ざけて下半身の居住性を高めるために、エンジンを4度前傾させて10mm低くし、ステップも25mm低くしている。また、シート高も15mm低い790mmとし、快適性を高めた。
ショーには、ネイキッドの「スペシャル」と、カフェレーサータイプの「レーサー」を出展。一目見ただけでは従来型のようでも、大きく手が入れられている二型だが、登場はまだ先になるとも言われている。