F1日本GPで事故のビアンキ、“びまん性軸索損傷”と診断…家族が声明

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事故直後の様子
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5日に行われたF1日本GP決勝で大クラッシュを喫し、今も治療を受けているジュール・ビアンキ。彼の家族がマルシャF1チームを通して声明を発表した。

雨に見舞われた決勝レースの終盤、コースオフしたエイドリアン・スーティル(ザウバー)のマシン回収作業にあたっていた重機車にビアンキのマシンが突っ込んでしまった。急行したメディカルチームに救出されたが意識不明の重体で、すぐに四日市市にある三重県立総合医療センターに搬送。緊急手術を受けた。

マルシャが日本時間の7日23時に発表したリリースによると、ビアンキは「びまん性軸索損傷」と診断され、手術後も集中治療室で治療を受けている。今も深刻な状態を脱していないが、容態は安定しているとのことだ。

ビアンキの家族はリリースで「私たち家族が非常に難しい時にある中、世界中からのたくさんのメッセージや応援をいただき、本当に感謝しています。」

「ジュールは今も四日市の三重県立総合医療センター内のICUで治療を受けています。びまん性軸索損傷と診断され、深刻な状態が続いていますが容態は安定してます。今も病院の医師たちが全力で治療にあたってくれています。」

「引き続き、この病院で治療を続け、新しい動きがあった時には皆様にご連絡します」

事故の一報を受けた家族は、フランスから来日し病院に到着している模様。またマルシャF1チームとスクーデリア・フェラーリのスタッフも四日市に残り、家族や病院と連携をとりながら、今後の情報を発表する予定。

《吉田 知弘》

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