VW ブランド世界乗用車販売、0.2%増の53万台…9月

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新型フォルクスワーゲン ゴルフ
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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは10月7日、9月のフォルクスワーゲンブランド(乗用車)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は約53万4800台。前年同月比は0.2%増と微増ながら、13か月連続で前年実績を上回った。

2014年1-9月の市場別販売は、最大市場の中国(香港を含む)が、前年同期比15.3%増の約207万台。中国を含めたアジア太平洋地域では、13.8%増の約222万台を売り上げる。

一方北米は、前年同期比8%減の約43万2700台と、引き続き減少傾向。このうち米国は、前年同期比14%減の約27万0900台にとどまった。

信用不安からの回復傾向を示している欧州は、前年同期比2.8%増の約126万台。このうち、西欧(ドイツを除く)は、5.2%増の約64万8300台。地元ドイツも4.8%増の43万0100台と、プラス基調にある。しかし、ロシアは前年同期比20%減の約9万3800台と、減少が続く。

2014年1-9月のフォルクスワーゲンブランド(乗用車)の世界新車販売台数は、約456万台。前年同期比は3.0%増だった。同社のクリスティアン・クリングラー営業担当取締役は、「西欧や中国での販売が好調。しかし、ロシアや南米では、市場はマイナス傾向にある」と語っている。

《森脇稔》

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