【インターモト14】スズキ GSX-S1000 / F 新型…モデルの立ち位置は?

モーターサイクル 新型車
スズキ・GSX-S1000(ドイツ・インターモト 2014)
スズキ・GSX-S1000(ドイツ・インターモト 2014) 全 10 枚 拡大写真

ドイツ・ケルンで開催された「インターモト2014」。スズキが発表した『GSX-S1000 / F』は、全く新しいモデルとして登場した。ネーミングの「GSX-S」も、スズキにとって新しい位置付けを提唱したものだと言ってよさそうだ。

スーパースポーツ「GSX-R」シリーズの“R”がレーシングを意味しているのに対し、この「GSX-S」の“S”にはストリートやスポーツといった意味が込められている。GSXシリーズにおけるストリートスポーツというわけだ。

エンジンは『GSX-R1000』用を流用するが、ロングストローク傾向の05~08年型用として、低中速の扱いやすさを重視。車体はスイングアームの基本を現行型R1000と共用するが、フレームを専用設計し、ストリートスポーツとしての最適化を図っている。

プロジェクトリーダーの佐原伸一氏は「サーキットで、GSX-Rであるかのような錯覚に陥るほどスポーティなのに、それでいて快適で疲れ知らずで、誰にでも扱いやすいというイメージを持ってもらえればいい」と語る。

カウリング付きのS1000Fも、ネイキッドのS1000からサスペンションセッティングこそ微妙にアレンジされているものの、ライディングポジションや車体ディメンジョンは全く同じであるという。

《和歌山 利宏》

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