【パリモーターショー14】メルセデス、ハイブリッド車攻勢に…2017年までに新型9車種

エコカー ハイブリッド
新型メルセデスベンツSクラスのプラグインハイブリッド車、S500プラグインハイブリッドとダイムラーのディーター・ツェッチェ会長(パリモーターショー14)
新型メルセデスベンツSクラスのプラグインハイブリッド車、S500プラグインハイブリッドとダイムラーのディーター・ツェッチェ会長(パリモーターショー14) 全 1 枚 拡大写真

ドイツの自動車大手、ダイムラーの高級車ブランド、メルセデスベンツ。同ブランドが、ハイブリッド車の積極的な発売を計画していることが分かった。

これは10月2日、フランスで開幕したパリモーターショー14のプレスカンファレンスにおいて、ダイムラー取締役会のディーター・ツェッチェ会長が明らかにしたもの。

新型『Sクラス』のプラグインハイブリッド車、『S500プラグインハイブリッド』の前に立った同会長は、「2017年までに、このS500プラグインハイブリッドのような高効率なパワートレインを備えた9車種を、発売するつもりだ」と語っている。

S500プラグインハイブリッドは、新開発の3.0リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンに、モーターを組み合わせる。エンジンとモーターを合わせたトータル出力は、最大出力が442ps、最大トルクが66.3kgm。このPHVシステムは、0-100km/h加速5.2秒、最高速250km/h(リミッター作動)のパフォーマンスと、欧州複合モード燃費35.7km/リットルの燃費性能を両立させた。

ディーター・ツェッチェ会長は、「2017年までに、平均すると、4か月に1車種のペースで、新たなハイブリッド車を市場に送り出すことになるだろう」とコメント。メルセデスベンツが、ハイブリッド車で新車攻勢に出る意向を示している。

《森脇稔》

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