エールフランスKLM、9月旅客数は16.3%減…運航乗務員ストが影響

航空 企業動向
エール・フランスのA350-900
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エールフランス航空とKLMオランダ航空を傘下に持つエールフランスKLMは10月8日、9月の利用実績を公表した。

グループ全体の旅客数(格安航空会社のトランサビアを除く)は前年同月比16.3%減。エールフランス運航乗務員組合によるストライキで、数多くの欠航が発生したことが響いた。貨物量も同17.7%減。カリブ海・インド洋方面の落ち込みが激しかった。

欧州・北アフリカ・中東に展開するLCCトランサビアは、旅客数が同10.2%増の109万人、ロードファクターが92.4%と好調だった。国内11都市に就航中のフランスで存在感を高めつつあり、輸送力は同21.4%増を記録。

エールフランスKLMは今年中に長距離路線の機材刷新を進める。KLMオランダ航空にボーイングB747型機22機とB777型機1機、エールフランスにB777型機5機を供給する予定。

《日下部みずき》

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