【WEC】2015年スケジュール発表…来季もルマン、富士を含む全8戦を予定

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
2015年のWECレースカレンダーが発表された。
2015年のWECレースカレンダーが発表された。 全 6 枚 拡大写真

FIA世界耐久選手権(WEC)2015年シリーズの暫定スケジュールが、10日、今季第5戦開催中の富士スピードウェイで発表された。来季も全8戦、富士戦は10月11日決勝予定となっている。

■2015年 世界耐久選手権 暫定スケジュール(2014年10月10日発表)
公式テスト 3月27~28日 ポールリカール(フランス)
第1戦 4月12日 シルバーストン(イギリス)
第2戦 5月2日 スパ・フランコルシャン(ベルギー)
ルマン・テスト 5月31日
第3戦 6月13~14日 ルマン24時間(フランス)
第4戦 8月30日 ニュルブルクリンク(ドイツ)
第5戦 9月19日 オースティン(アメリカ)
第6戦 10月11日 富士(日本)
第7戦 11月1日 上海(中国)
第8戦 11月21日 サクヒール(バーレーン)
※上記のレース日程は決勝予定日(ルマン以外は6時間レース)。このスケジュールは、FIAワールドモータースポーツカウンシルの承認を受けてから決定される。

今季からの主な変更点は、11月末のブラジル・サンパウロ戦が外れて、ドイツ・ニュルブルクリンク(GPコース)戦が8月末に加わったこと。それ以外に関しては、概ね今季の流れを踏襲したものとなっている。

日本の目線で見た時に気になるのは、現段階で開幕戦の日程が全日本選手権スーパーフォーミュラ(SF)と重なっている点だ。WECとSFの双方に参戦しているロイック・デュバル、アンドレ・ロッテラー、中嶋一貴ら有力選手の存在を考えると、これは小さくない問題ではある(もちろん今後の調整等で解消される可能性も充分あるが。また、WECとSUPER GTの来季日程重複は現状、複数箇所存在する)。

なお、今季のWEC第5戦「6 HOURS OF FUJI」はこの日から走行セッションがスタート。各1時間30分のフリー走行が2回行なわれ、アウディ、トヨタ、ポルシェの三つ巴の戦いが展開されている最高峰クラス「LMP1-H」では、アウディ勢が2回ともベストタイム順で1-2を占めている。

《遠藤俊幸》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  4. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  5. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る