日本政府、西アフリカのエボラ出血熱患者に、24億円を緊急資金協力

エマージング・マーケット 中東・アフリカ
関連画像
関連画像 全 1 枚 拡大写真

日本政府による緊急無償資金協力の実施
外務省は西アフリカ諸国において流行しているエボラ出血熱に対応する目的で、国連世界食糧計画(WFP)、世界保健機構(WHO)、そして国連児童基金(UNICEF)などの国際機関を通じて、2,200万米ドル(およそ24億円)の緊急無償資金協力の実施決定を2014年10月3日に発表しました。今回の決定の背景とは
エボラ出血熱は今年3月にギニアで最初の患者が確認されて以来、ギニアに隣接するリベリアやシエラリオネに拡大。感染者は9月28日現在で7,177名、死亡者は3,338名と感染の拡大が懸念され、より一層の緊急対応が求められています。

こうした状況において、国連では9月16日に、国連エボラ統一アピールが出されただけではなく、国連安全保障理事会においてエボラ出血熱流行に対して支援を呼びかける決議が採択。さらに9月25日には国連事務総長が主催する国連エボラ出血熱ハイレベル会合が開かれ、安倍首相が総額で4,000万米ドルの追加支援を発表しました。

今回の無償資金協力は、首相が発表した4,000万米ドルの一部であり、感染国における感染拡大防止及び感染者の保健衛生上のケアの提供など現場でのニーズに応えるために利用される予定です。

日本政府、西アフリカのエボラ出血熱への対応として緊急資金協力を実施へ

《アフリカビジネスニュース》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 「これかっこよすぎる!」「かなり価格を抑えてる」日本発売のプジョー新型『3008』がSNSで話題
  4. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  5. スバル唯一の海外工場、米SIAが生産600万台達成…今秋生産終了の『レガシィ』ラインオフ
  6. 日産『キックス』新型は約425万円から、ブラジルで販売開始
  7. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
  8. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  9. 「SR」に「YZR500」も、ヤマハデザイナーがデザイン! ファン垂涎のフーディ 5アイテムが予約開始
  10. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る