台風19号接近で鉄道各線も運転見合わせへ

鉄道 企業動向
JR九州は九州南部の路線を中心に10月13日初発から運転を見合わせる予定。写真は鹿児島本線(川内以南)の普通列車。
JR九州は九州南部の路線を中心に10月13日初発から運転を見合わせる予定。写真は鹿児島本線(川内以南)の普通列車。 全 3 枚 拡大写真

気象庁によると、大型で強い台風19号は10月12日19時50分、奄美大島の西北西約230kmにあり、20km/hの速度で北に進んでいる。

台風接近の影響で、沖縄本島の沖縄都市モノレール線は10月10日22時30分に運行を終了。翌11日も終日運転を見合わせた。12日は午前中の運転を見合わせたが、12時頃から運転を再開している。

台風19号は今後、13日に九州に接近して上陸する可能性があり、14日には西日本や東日本を縦断する模様。これに伴い鉄道各社も13日から14日にかけて、列車の運転を一部見合わせる方針だ。

JR九州が発表した10月13日の運行計画によると、特急列車と観光列車はほぼ全ての列車が初発から運転を見合わせる。ただし『かもめ』『みどり』『ハウステンボス』『ソニック』『にちりん』は1~2時間に1本程度運転し、『かいおう』は通常通り運転する予定。快速・普通列車は九州南部の路線を中心に、13日の初発から運転を見合わせる予定だ。

JR西日本の発表によると、中国エリア広島・山口地区の各線区で、13日の初発から列車の運転本数を順次減らし、10時頃から12時頃にかけて全列車の運転を見合わせる予定。近畿エリアは京阪神地区の各線区で13日14時頃から順次列車の本数を減らし、16時頃から全列車の運転を取りやめる。「その後の台風の進路・速度や設備の被害状況によっては10月14日(火)朝についても、運転見合わせや大幅な列車遅れの可能性」があるという。

このほか、和歌山地区は13日の15~16時頃から列車の運転を見合わせ、北近畿地区は15~17時頃から運転を見合わせる予定。これ以外の各エリアでも、運転の見合わせや大幅な遅れが発生する可能性がある。

《草町義和》

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