マレーシア、2015年4月より6%の消費税導入…ガソリン、パン、医薬品等は非課税

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
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【マレーシア】マレーシアのナジブ首相兼財務相は10日、連邦政府の2015年度予算案を発表し、来年4月から税率6%の物品・サービス税(GST、消費税)が導入されるのに伴い、個人所得税率を1―3ポイント引き下げ、最高税率を25%に引き下げると発表した。

 法人税率は1ポイント引き下げ、24%にする。

 また、GST導入に伴う消費者への負担を軽減するため、オクタン価95のガソリン、軽油、液化天然ガス、果物、パン、書籍、新聞、主な疾病用の医薬品はGSTを非課税とすることも明らかにした。

 このほか、一部にはバラマキとの批判もある低所得層向けの生活支援金「1(ワン)マレーシア・ピープル・エイド(BR1M)」を世帯月収3000リンギ以下の場合、300リンギ増額し、年950リンギとすることも発表された。

 一方、財政改革の効果で、2014年度の財政赤字は386億リンギとなり、国内総生産(GDP)に占める割合は3.5%に低下するとした。

消費税導入で所得税減税 マレーシア

《newsclip》

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