フォルクスワーゲン と中国第一汽車、提携関係を25年延長…2041年まで

自動車 ビジネス 企業動向
ドイツのメルケル首相と第一汽車、フォルクスワーゲングループの両首脳
ドイツのメルケル首相と第一汽車、フォルクスワーゲングループの両首脳 全 2 枚 拡大写真

欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは10月10日、中国の第一汽車(FAW)との提携関係を2041年まで延長することで合意した、と発表した。

フォルクスワーゲングループは2012年11月、第一汽車との提携関係を、2016年以降も継続すると発表。今回、この契約をさらに25年延長。2041年まで、両社がパートナーシップ契約を維持することが約束された。

両社の中国合弁、一汽フォルクスワーゲンは1991年、吉林省長春工場において『ジェッタ』の生産を開始。現在、一汽フォルクスワーゲンの吉林省長春工場では、フォルクスワーゲン車やアウディ車などを組み立てている。

フォルクスワーゲングループの中国合弁には、上海汽車との合弁の上海フォルクスワーゲン、第一汽車との合弁の一汽フォルクスワーゲンの2社がある。2014年1-9月実績は、両社合わせて270万台以上。前年同期比は15.2%増と伸びた。

フォルクスワーゲングループ取締役会のマルティン・ヴィンターコルン会長は、「強固なパートナーとともに、フォルクスワーゲンは技術革新、環境技術の開発、従業員の訓練に注力していく」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  2. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  3. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  4. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
  5. バイクの外観を損ねない!超強力マグネットのスマホホルダー「フリークマウント2.0」に新色5色
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る