ルノー 日産、女性管理職が増加…日産は10.6%に

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ルノー日産アライアンスのマリー=フランソワーズ・ダムザン人事担当取締役
ルノー日産アライアンスのマリー=フランソワーズ・ダムザン人事担当取締役 全 2 枚 拡大写真

ルノー日産アライアンスは10月13日、グローバルで管理職における女性の比率が増加しており、引き続きジェンダーギャップの縮小を目指して前進していく、と発表した。

ルノーでは、2013年のグローバル全体での女性管理職が18.4%を占め、前年の17%から増加。また、同社のグローバルにおいて、2000近くに及ぶ重要な職務に就く女性の割合は、19.3%となり、2012年の17%から増加している。

またルノーは、女性の上級役員の割合においても、世界で業界トップレベルを維持。エグゼクティブコミッティメンバー10名のうち2名が女性。ムナ・セペリは、CEOオフィス上級副社長を務め、マリー=フランソワーズ・ダムザンは、人事担当上級副社長の地位に。ダムザンはまた、ルノー日産アライアンス人事担当取締役も兼任する。

一方、日産では、2013年度のグローバル全体の管理職の10.6%を女性が占め、2012年度の10.3%からさらに増加。日本においては、管理職の7.1%を女性が占めており、前年度の6.8%から増加。これは、2004年度の1.6%から、4倍以上も増加した計算。日産は2017年までに、グローバル全体で14%、日本で10%まで女性管理職の割合を引き上げること目指す。

ルノー日産アライアンスのカルロス・ゴーン会長兼CEOは、「ルノー日産アライアンスは、従来から世界規模での人材の様々な活用、および、男女格差の縮小に取り組んできた。その目標に向かって、年々漸進的な進展をしている。女性の採用および昇級は、私たちの事業にとっても、社会にとっても、正しい行い。なぜなら、世界的にも、女性が圧倒的な割合で自動車購入の意思決定を下す、もしくは影響を与えているから」とコメントしている。

《森脇稔》

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