放映1週間以内の再生率を測る「タイムシフト視聴」…1位の番組は?

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「タイムシフト視聴」調査
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 今年の7月から9月の関東地区における「タイムシフト視聴」ランキングにおいて、1位をドラマ『HERO』が、2位を昼間ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~(以下、昼顔)』が、それぞれ獲得したことが明らかになった。

 「タイムシフト視聴」は、テレビ番組の視聴率などの調査するビデオリサーチ社が調べるもので、放送日当日に加え、放送日翌日から7日内の期間での番組再生率を、「番組平均7日内再生率」として集計する。これは、同社が実施している一般の視聴率調査とは別の調査データとなっている。今回の集計では、関東地区における地上波民放5局およびNHK総合で放送された、放送分数が15分以上の番組が対象。ドラマなどのレギュラー番組や、複数回放送された番組の再生率は、期間内における全放送回の平均値として集計される。

 この調査によると、タイムシフト視聴「番組平均7日内再生率」のランキング1位は、フジテレビの月9ドラマ『HERO』で12.3%となり、このランキングで唯一、二桁を得ている。2位は、同じくフジテレビの昼間ドラマ『昼顔』の第11回(最終回)で7.8%を獲得。フジテレビは、4位にも9月28日放送の『マルモのおきてスペシャル2014』が6.4%で入っており、この3ヵ月間のタイムシフト視聴において優位であったことがわかる。なお、3位は7月6日放送のTBS『地上波初ディズニーSP映画・レミーのおいしいレストラン』の6.8%が、5位にはテレビ東京の『妖怪ウォッチ』が入り、アニメ系コンテンツの人気ぶりも示されている。

 「タイムシフト視聴」調査は、自宅サーバーなどへの録画の傾向が増加している現在、リアルタイム計測でのこれまでの視聴率調査では測定しきれない視聴分析が可能になるものとして、注目されている。

タイムシフト視聴ランキング、1位『HERO』、2位『昼顔』

《尚@RBB TODAY》

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