トヨタの大規模リコール166万台、米国ではレクサス42万台が対象

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レクサスLSの2009年モデル
レクサスLSの2009年モデル 全 3 枚 拡大写真

トヨタ自動車が、10月15日に発表した全世界で166万台を超える大規模リコール(回収・無償修理)。米国では、レクサス車およそ42万3000台が対象になる。

これは10月15日、トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売が明らかにしたもの。2007-2010年モデルのレクサス4車種のリコールを発表している。

今回のリコールは、燃料供給系統の不具合が原因。デリバリパイプの燃圧センサ締結面の平滑度が不適切なため、燃圧センサを規定トルクで締め付けても、締結力が不足。これにより、燃圧センサの締結部が緩み、燃料が漏れる可能性がある。

米国でリコールの対象となるのは、2007-2010年モデルのレクサス『LS』、『GS』、『IS F』、『IS C』の4車種。米国で販売された約42万3000台が、リコールに該当する。

米国トヨタ販売は、対象車を保有する顧客に連絡。販売店で対策部品と交換するリコール作業を行う。なお、米国トヨタ販売は、「この不具合による火災、事故、死傷者の報告は受けていない」と説明している。

《森脇稔》

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