【ダカールラリー15】日野 市橋社長「トラック部門の総合上位を狙う」

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日野チームスガワラ ダカールラリー2015 参戦記者発表会
日野チームスガワラ ダカールラリー2015 参戦記者発表会 全 8 枚 拡大写真

日野自動車の市橋保彦社長は10月16日に都内にある本社で開いたダカールラリー2015参戦会見で「排気量10リットル未満クラスの6連覇のみならず、欧州のモンスタートラックがひしめくトラック部門の総合上位を狙う」と宣言した。

市橋社長は「1991年に日本のトラックメーカーとして初めてダカールラリーに参戦して以来、日野は世界一過酷なレースに挑み続け、2015年大会は参戦25周年となる。ラリーに挑戦し続けることで、日野は車造りとサービスの技術力を鍛え続けてきた」とラリー参戦の意義を強調した。

また「来年1月、私は初めてアルゼンチンのゴールに向かう。日野自動車の代表として世界一過酷なラリーを戦い抜いたメンバーの奮闘を称えるとともに、その感動を分かち合いたいと思っている」とも明かした。

その上で「次回大会では排気量10リットル未満クラスの6連覇のみならず、欧州のモンスタートラックがひしめくトラック部門の総合上位を狙う。そのために日野自動車本社だけでなく、日本の販売会社や海外の販売代理店、多くの協賛会社の皆様とともにチーム日野の総力を結集し、チームスガワラとともに日野チームスガワラとして来年1月のダカールラリーを全力を尽くして走り抜くことを誓う」と述べた。

2015年のダカールラリーは1月3日にアルゼンチンのブエノスアイレスをスタートし、チリ、ボリビアを駆け抜けて、同17日に再びブエノスアイレスでゴールを迎える日程となっている。日野は前回大会同様、菅原義正氏が率いるチームスガワラとともに日野チームスガワラとして『日野レンジャー』2台で参戦する。前回大会のトラック部門総合での順位は12位と32位だった。

《小松哲也》

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