【パリモーターショー14】キアの小型MPV、ヴェンガ に改良新型…表情一新

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キア ヴェンガ 改良新型(パリモーターショー14)
キア ヴェンガ 改良新型(パリモーターショー14) 全 9 枚 拡大写真

韓国のキアモーターズ(起亜自動車。以下、キア)は10月2日、フランスで開幕したパリモーターショー14において、改良新型『ヴェンガ』を初公開した。

画像:キア ヴェンガ 改良新型

ヴェンガは2009年秋、フランクフルトモーターショー09で発表。コンパクトなボディに広い室内空間を備えたMPV。ヴェンガの全長は4068mm。全高は1600mmと高めに取られ、ホイールベースも2615mmを確保した。その結果、Bセグメントに属する取り回しの良さを維持しながら、Cセグメントに匹敵する室内空間を実現する。

デザインとエンジニアリングは、キアの欧州部門が担当。エンジンはガソリンとディーゼルがあり、いずれも1.4リットル直列4気筒と1.6リットル直列4気筒。最大出力は75-115psで、アイドリングストップ機能が付く。排出ガス性能は、ユーロ5に適合させた。

室内はスライド機能付きの60対40分割可倒式リアシートを採用。シートを倒すだけで荷室スペースが拡大できる。フロア下には、サブトランクを用意。ガラス製のパノラミックルーフが爽快なドライブを可能にする。

パリモーターショー14で初公開されたのは、ヴェンガのデビューから5年を経て登場した、初の大幅改良モデル。外観は「タイガーノーズ」と呼ばれるキアの最新デザイン言語が導入され、表情を一新。リアは、テールランプを新デザインとした。

室内は、シートの素材を見直し、質感を向上。ダッシュボード中央のデザインも変更された。オーディオやナビゲーションも、最新版にアップデート。エンジンはパワーが向上。最大出力は77-128psを発生する。CO2排出量は、最も低いモデルで114g/kmとしている。

《森脇稔》

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