英国空港運営大手のヒースロー・エアポート・ホールディングス(以下、ヒースロー)は10月16日、アバディーン空港、グラスゴー空港、サウサンプトン空港の売却を発表した。
売却先はスペイン建設大手のフェロビアルとオーストラリア投資銀行大手のマッコーリーからなる共同企業体。売却額は10億4800万ポンド(約1790億円)。なお、売却にはEU企業結合規則に則る正式許可が必要。
一連の手続きは来年1月に完了する見通し。ヒースローのジョン・ホラン=ケイCEO(最高経営責任者)は今後について「空港施設の充実、空港拡張計画の実現に集中する」とコメントした。