日系企業景気動向、下半期もプラス維持 地域内景気の重要度高まる…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア クアラルンプール
マレーシア クアラルンプール 全 1 枚 拡大写真

マレーシア日本人商工会議所(JACTIM)は16日、法人会員を対象とした2014年下半期の景気動向調査の結果を発表。

景況DIはプラス6.1と今年上半期に続いてプラスを維持。2015年上半期の予想についても4.6のプラスとなった。

JACTIMは、2013年上半期から続く景気回復の流れを継続しており、今後の景気の先行きについてもポジティブな印象が伺えると指摘。業績要因に東南アジア諸国連合(ASEAN)・マレーシア国内経済の動向を挙げる企業が多く、地域内景気の重要度が増していると分析した。

同調査はJACTIM法人会員532社を対象に9月2日から9月24日にかけて実施し、152社から回答を得た。景況DIは「よい」と答えた企業数から「悪い」と答えた企業数を引いたものの比率を割りだしたもので、前期のDIはプラス2.2だった。今期のプラス6.1は、前回調査における予想値のマイナス3.3を大幅に上回った。

利益水準についてはDIがプラス33.1と依然として黒字回答企業が多く、利益率についても前回のマイナス13.3からマイナス11.9に改善した。ただ来年上半期の予想はマイナス14.7に悪化している。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 世界最強の2Lターボ、最終モデル発表に驚きと嘆きの声「これが最後のAMG45系か…」
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  4. あのスバル「プロジェクト・ミッドナイト」が再びヒルクライムへ! グッドウッド2025で記録更新ねらう
  5. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  6. BYDのプレミアムブランド「DENZA」、グッドウッド2025で英国デビューへ
  7. 戦後初のアウディ誕生から60周年、1965年に4ストロークエンジンで技術革新
  8. 新型『キックス』ブラジル発売で浮き彫りになった「日産への期待と本音」
  9. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  10. フィアット『500ハイブリッド』、イタリア・トリノで11月から生産へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る