川崎重工、ばら積み運搬船「アミス・エレガンス」の進水式を実施…新開発省燃費エンジン搭載

船舶 企業動向
川崎重工、55型ばら積み運搬船「アミス・エレガンス」の命名・進水式を実施
川崎重工、55型ばら積み運搬船「アミス・エレガンス」の命名・進水式を実施 全 1 枚 拡大写真

川崎重工業は、神戸工場でアミス・エレガンス向け省エネタイプの55型ばら積運搬船「アミス・エレガンス」の命名・進水式を実施した。

船は、川崎重工が開発した省エネタイプの55型ばら積運搬船の2番船で、進水後岸壁にて艤装工事を行い、2015年1月に竣工し引き渡す予定。

船首楼付平甲板型で、穀類、石炭、鉱石、鋼材などの貨物が積載可能な5船倉を持つ。各ハッチカバー間の船体中心線上に4基の30トンデッキクレーンを装備しており、荷役設備の無い港湾でも荷役作業が可能。載貨重量トン数は約5万5000トン。

電子制御燃料噴射方式を採用した新開発のME-B省燃費型ディーゼル主機関を搭載するとともに、高効率タイプのプロペラ、カワサキフィン付ラダーバルブ、コントラフィン付セミダクト、抵抗の少ない滑らかな船首形状を採用した。推進性能を向上させることによって燃料消費量を低減させる。

主機関と発電機用エンジンは、海洋汚染防止条約によるNOx排出量二次規制に対応している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る