エボラ出血熱、WHOがナイジェリアで終息宣言「希望がわく」「明るいニュース」

エマージング・マーケット 中東・アフリカ
病院 イメージ
病院 イメージ 全 1 枚 拡大写真

アフリカに留まらずアメリカ、スペインでも感染者が確認され、世界中で猛威を振るい始めたエボラ出血熱。緊張が高まっている中、アフリカのナイジェリアではWHOが終息宣言を出した。なぜナイジェリアはエボラを封じ込めることができたのか。

ナイジェリアのエボラ対策は迅速かつ容赦のないものだった。ナイジェリアに最初のエボラ感染者が入国したのは7月と見られる。この男性は空港の到着ロビーで昏倒し、当初は感染者との接触はないという自己申告を信じ、マラリアの治療が行われた。

しかし治療に効果はなく、検査したところエボラの陽性反応が出た。

ナイジェリア政府はすぐ治療に当たったスタッフ、男性が接触したと見られる人物を特定し、21日間の経過観察を行った。少しでもエボラの兆候が見られた場合は検査の結果を待たず、すぐに隔離治療に入る。

悪質なデマが広がるのを防ぐため、政府は日に何度もエボラ関連の最新情報を公表し、正しい衛生管理の重要性を説いた。

そうした取り組みが功を奏しての終息宣言となった。

これについては、世の中からも評価の声。

「こいつぁ明るいニュース」
「不便を強いるし、日本でできるかなぁ」
「大変な状況ながら、希望が沸きます」
「よかった!このまま収まってほしい」
「このタイミングで出して大丈夫なのか」

ナイジェリアでエボラの封じ込めに成功した背景には二次感染国であったこと、GDP世界26位とアフリカではトップクラスに裕福な国であり、大規模な対策が取れたことなど挙げられる。

どちらの条件も満たしてない他の国では、まだ安心できない状態が続きそうだ。

《岩藤健@CycleStyle》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  5. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  6. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
  7. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  8. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  9. カスタムパーツが付け替え可能な高級トミカ、「日産 スカイライン25GT TURBO」11月発売
  10. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る