ドイツの高級車メーカー、BMWは10月19日、ドイツ・ホッケンハイムにおいて、『M4 DTMチャンピオンエディション』を発表した。
同車は『4シリーズ』の頂点に立つ高性能モデル、『M4クーペ』をベースに、2014年のDTM(ドイツツーリングカー選手権)のドライバーズタイトル獲得を記念した限定モデル。
2014年シーズンのDTMは、BMW『M4 DTM』が強さを発揮。M4 DTMに乗るマルコ・ウィットマン選手が、最終戦を待たずして、ドライバーズタイトル獲得を決めた。ただし、マニュファクチャラータイトルは、アウディが最終戦で逆転し、手中に収めた。
M4クーペのDTMチャンピオンエディションは、M4クーペをベースに、マットブラックのボンネット&トランクリッドを採用。M4クーペに標準装備されるCFRP製ルーフとのマッチングを図る。このボンネットとトランクには、専用ストライプが添えられた。ボディカラーは、アルピンホワイトのみ。
さらに、「Mパフォーマンスパーツ」から、リアスポイラーとカーボンディフューザーを追加。19インチアルミホイール、ブラック仕上げのフロントリップスポイラー、カーボン製フロントフラップ、カーボン製ドアミラーカバー、後部窓ガラスの「DTM Champion 2014」ロゴなどを採用。フロントグリルにはオレンジのアクセントが入る。
また、サイドドアには、マルコ・ウィットマン選手のゼッケンにちなんで、「23」の文字を添えた。インテリアには、同選手のサインやシリアルナンバーが。なお、M4クーペのDTMチャンピオンエディションは、世界でわずか23台の限定車となる。