GM、法務担当副社長 兼 顧問弁護士が辞任へ…リコール問題の引責か

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2015年初頭をもって辞任するGMの上級副社長であり顧問弁護士のマイケル・ミリキン氏
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米国の自動車最大手、GMは10月17日、上級副社長であり顧問弁護士のマイケル・ミリキン氏が、2015年初頭をもって辞任すると発表した。

マイケル・ミリキン氏は現在、66歳。1977年にGMに入社し、1981年から海外法務部門を担当してきた。1997年には、GMの国際部門の副社長兼顧問弁護士に指名。1998年にはオペルの取締役となり、2000年からはGMの法務部門を統括してきた。

GMは、マイケル・ミリキン氏の辞任について、「一身上の都合」とだけ説明している。

しかし、マイケル・ミリキン氏は、GMの一連のイグニッション(点火)スイッチの不具合によるリコール(回収・無償修理)問題において、不具合を隠蔽した疑いがかけられ、米国の公聴会で議員から厳しい追及を受けた。実質的な引責辞任との見方もある。

GMのメアリー・バーラCEOは、「マイケル・ミリキン氏は、GMで40年以上のキャリアを持つ人物。彼がグローバル法務部門を率いてきた功績は大きい」とコメントしている。

《森脇稔》

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