ゴムロープが襲いかかる!…自転車乗車時、荷物をどう運ぶ?

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【津々見友彦の6輪生活】ゴムロープが襲いかかる!…自転車乗車時、荷物をどう運ぶ?
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バイク(自転車)での移動だが、チョイ乗りで直に帰宅する場合を除いて、何かと荷物がある。基本的な移動の際は仕事道具。PCやタブレット、カメラなどもあるので結構重くかさばる。

また、遊びでのツーリングの時だって、ちょっとした着替え、雨具、それに大切な補給食(食料)は必須である。

当初、私はデイパックを利用していた。多分、一般的には皆さんもこのスタイルだと思う。手軽だし、ツーリング先で、バイクから降りてそのままトイレやコンビニ、レストランにも行けるのでセキュリティ的にも安心だ。

デイパックの弱点

ただし、とにかく体力を消耗する。特に夏は背中が熱い。(熱を持たないようにデイパックとの間にクリアランスを取るものもあるが…。逆に冬は暖かい)

加えて肩や上半身への負担が大きい。ダンシング(立ち漕ぎ)をすると身体がぐらぐらして漕ぎにくい。短距離ならよいが、ロングライドだと身体の消耗が増す。

ゴムロープが襲いかかってきた…!

そこで、私はデイパックの利用をやめて、自転車に荷台をつけそこにゴムロープで荷物をくくりつけることにした。するとなんと身体が楽なことか!

下半身の消耗は同じ重量を漕ぐので変わらないが、上半身の負担がとても楽になった。もっとも私は色々なものを詰め込むのだが。

このやり方に一定の満足感を覚え、いつものようにゴムロープで荷台に荷物を縛りつけようとした、そんなある時のことであった。ロープの先のフックを掛け損ないその反力で「バシッ」と顔面に金属フックが猛烈な勢いで飛び込んだのだ!

…アッ、眼球が破裂したのではないかと一瞬怯えた。眼球破裂、失明、そして仕事を失い、自転車はおろか本職の自動車にも乗れない…! ものすごい恐怖感に襲われた。

バキンと言う鋭い衝撃音がした。恐る恐る眼を開けると右目はOK。

左目は…?目の前にひびが見えるが、むっ、目は見える。そうだ、私はアイメトリクスのプラスチック製の軽い近視のメガネを掛けていたのだ。そのメガネが傷ついただけで、目は全く無傷!

…ばんざ~い。まさに狂喜乱舞。近視を普段は呪っていたが、この日ばかりは近視を喜び、アイメトリクスに感謝した。軽くて掛けやすいので気に入っていたが、目を守ってくれるとは思わなかった。

簡単で安全な着脱が可能

この事故を契機に、もっと荷物の着脱がしやすいバッグを探して、「トピーク」の「クイックトラック」シリーズに行き着いた。

今回ご紹介するのはその中で最も小型のものだ。上の蓋はジッパーで開閉でき、更にその上にはゴムのバンドがあり、簡単なもの、ペットボトルなどはここにはさめる。

おおよそのサイズは、120mm×280mm×140mm程度。便利なのは両サイドのジッパーを開くと、約220mm×240mm×70mm程度の袋が現れるということだ。友人たちとのツーリングでは、輪行バッグ、着替え、補給食などをここに詰め込めば殆ど間に合う。

簡単な着脱

素晴らしいのは着脱がワンタッチで出来ること。一瞬で出来る。専用の荷台が必要だが、この荷台の上を後方からスライドさせ一番前まで押すと、カチンとロックがかかりこれでOK。外すときは前方の黄色いロックを指で下に押し、引き出すだけ。

ゴムロープで必死に引っ張りながら、リスクのある着脱からするとなんと安全で簡単なことか!更にストラップもあるので、外して肩にかけられ、輪行や、レストランなどでの出入りも楽だ。

また、もうひとつ嬉しいのは雨に遭遇したら、専用のレインカバーもあるので安心だということだ。

ロングライドには欠かせない私のアイテムのひとつである。

【津々見友彦の6輪生活】ゴムロープが襲いかかる!…自転車乗車時、荷物をどう運ぶ?

《津々見友彦@CycleStyle》

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