【モータースポーツジャパン14】往年の名車と幻の“じゃじゃ馬”を発見…フォード エスコートRS MK2と日産 MID 4

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フォードエスコートRSとMID 4
フォードエスコートRSとMID 4 全 12 枚 拡大写真

モータースポーツジャパンのメイン会場の外にあるC会場では、公園スペースを利用して、ヒストリックカーやレプリカカーなどを展示している。そこに珍しい車を発見した。

【画像全12枚】

まず往年のラリーファンにはたまらない「フォードエスコートRS MK2」だ。ビョルン・ワルデガルド、アリ・バタネンらの活躍や、その後の世代の多くのドライバーが修業時代に乗っていたという名車だ。10年ほど乗らずにいた車だそうだが、11月の「レジェンド・オブ・ラリー」に参加するためレストアしたものだという。

元はフォードオーストラリアのワークスカーだったもので、当然エンジンはコスワースの2リットルエンジンBDAに換装されている。最大出力は238馬力だという。ロールケージやバケットシートはもちろん、安全タンクも装備され、バッテリーもトランクに移設されている本格的なラリー仕様車だ。タイヤは日本のラリーストには懐かしいダンロップのSP-82Rだ。

もう1台は日産が1987年に製造した「MID 4(Type II)」である。その年のモーターショーに向けて開発され出展されたものだが、その名のとおりVG30DETTエンジンを車体中央に搭載した4輪駆動のスポーツカーだ。

モーターショーに参考展示されたが、コンセプトカーではなく実際にサーキットなどでテスト走行もし市販されるという話もあった車だ。当時のモータースポーツ誌のレポートで、現在パイクスピークヒルクライムで活躍する田嶋選手が試乗して競技車両としてのインプレッションを語っていたこともある。なお、このとき田嶋選手はスピンを喫してしまい、ハイパワー4WDのミッドシップでHICASという4輪操舵技術などを搭載していたものの、電子制御はエンジンなど一部に限られ相当なじゃじゃ馬だったようだ。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

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