メルセデス Bクラス の安全装備、追突事故を14%低減…最新型では30%減を見込む

自動車 ビジネス 海外マーケット
メルセデスベンツ Bクラス 改良新型の AMGライン
メルセデスベンツ Bクラス 改良新型の AMGライン 全 3 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツは10月22日、『Bクラス』の安全装備が、追突事故を最大30%減らす効果が見込めると発表した。

最新のBクラスに標準装備されるのが、「COLLISION PREVENTION ASSIST PLUS」。これは新型『Cクラス』にも採用された安全装備。リアバンパーのセンサーが追突の危険を感知すると、ハザードランプを素早く点滅させ、後続車に警告。

それでも、後続車が充分減速しなかった場合、ドライバーがブレーキを踏めば、追突に備えてブレーキ圧を高める。ドライバーが反応しなかった場合には、自動的にブレーキ圧を高めて自車をロックする。

COLLISION PREVENTION ASSIST PLUSのベースとなった「COLLISION PREVENTION ASSIST」を、Bクラスは2011年から標準装備。メルセデスベンツの調査によると、ドイツ国内ではこの安全装備が未装備の先代Bクラスに対して、重大な追突事故を14%減らす効果を発揮したという。

これらのデータから、メルセデスベンツの事故調査担当者は、最新のCOLLISION PREVENTION ASSIST PLUSに進化したBクラスについて、「重大な追突事故を、最大30%減らす効果が見込める」と発表している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  3. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  4. 外装も内装も「どピンク」な超高級SUV、ベントレー特注部門のスゴ技とは
  5. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る