JFEエンジニアリング、インド貨物鉄道の橋りょう工事を受注

鉄道 企業動向
JFEエンジニアリングが受注したDFC西線の橋りょうのイメージ。2018年秋の完成を目指す。
JFEエンジニアリングが受注したDFC西線の橋りょうのイメージ。2018年秋の完成を目指す。 全 2 枚 拡大写真

JFEエンジニアリングは10月27日、インド政府傘下のインド貨物専用鉄道公社から、デリー~ムンバイ間の貨物専用鉄道(DFC西線)の橋りょう建設工事を受注したと発表した。2018年秋の完成を予定している。

DFC西線は、日印両国が共同で推進する「デリー~ムンバイ間産業大動脈(DMIC)構想」の根幹と位置づけられている鉄道プロジェクト。同線の両側150km圏内を産業ベルトとし、工業団地や物流基地を整備することが考えられている。

JFEエンジニアリングは今回、インド大手の建設会社・ガモンと共同企業体を構成。全長約1500kmのうち、レワリ~ヴァドダラ間約950kmの区間内に設けられるサバルマティ川橋りょうとマヒ川橋りょうを受注した。橋りょうの構造は12径間と11径間の単純トラス橋りょうで、長さは12径間が585m、11径間が536m。鋼材重量は2橋りょう分で5600tになる。

JFEエンジニアリングが鋼桁を担当し、ガモンが基礎や橋脚などのコンクリート工事と橋りょうへのアプローチ部の盛土工事を担当する。JFEエンジニアリングは鋼桁の設計業務や製作、現地架設などについて、インド国内の企業を起用するとしている。

《レスポンス編集部》

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