ランチアランチ2014開催…生誕30周年の「テーマ」が主役に[写真蔵]

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ランチア・テーマ8・32フェーズ1
ランチア・テーマ8・32フェーズ1 全 32 枚 拡大写真

10月26日、「ランチアランチ」が、生誕30周年の『テーマ』をフィーチャーして富士研修所(静岡県裾野市)にて開催された。主催はランチアクラブジャパン。共催はランチアテーマオーナーズクラブ。

毎年秋に開催されているランチアランチ。今年も100台近いランチアが会場に集合した。

特に今回は、テーマをフィーチャーし、25台が集結。フェーズ1からフェーズ3まで様々なバリエーションが集まっていた。

ジョルジェット・ジウジアーロがデザインしたランチアテーマは、1984年にランチアのフラッグシップとしてデビューした。TIPO4プロジェクトとして開発されたクルマで、兄弟車としてフィアット『クロマ』、アルファロメオ『164』、サーブ『9000』がある。

フェーズ1は4気筒8Vと同ターボ、PRVのV6エンジンでデビュー。後にディーゼルが追加。また、フェラーリ『308クワトロバルボーレ』のエンジンをデチューンしてフロントに搭載した『テーマ8・32』も登場する。ほぼ同時期にピニンファリーナがデザインしたワゴンも発売された。

マイナーチェンジしたフェーズ2はカロッツェリアIDEAが担当。ライトが4灯になったほか、ローズウッドの木目張りがされるなど豪華さを向上させた。

フェーズ3はバンパー形状などが変更され、1994年まで生産され終了した。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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