三菱自、第2四半期営業利益は過去最高の627億円

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三菱自動車本社(参考画像)
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三菱自動車工業は10月29日、2015年3月期の第2四半期累計(4-9月期)連結決算を発表した。販売台数の増加に加えて為替の好転もあり、営業利益など各利益段階とも上期では過去最高を確保した。

世界販売は消費税引き上げの影響で日本が減少したものの、他地域は全て伸び、前年同期比4%増の52万1000台になった。営業利益は期首予想を77億円上回る627億円(23%増)と大幅増益。純利益も同様に179億円上回る609億円(21%増)となった。

為替は1ドル103円で前年同期より5円の円安となるなど、営業利益段階で140億円の増益に寄与した。このほか「販売台数増や車種ミックスの改善、コスト低減努力なども増益に貢献した」(青砥修一常務)。一方で通期業績は、世界販売を期首より9万3000台下方修正し、営業利益1350億円(前期比9%増)などすべての利益予想は期首時点のままとした。

《池原照雄》

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