同性愛事件の連邦裁審理開始、アンワル氏 「覚悟はできている」…マレーシア

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野党連合・人民同盟(PR)を率いるアンワル・イブラヒム元副首相が2度目の同性愛事件で告発されている事件で、連邦裁判所では28日の被告側陳述に続いて29日は検察側の陳述が行われた。

連邦栽は審理を30日まで延長することを決めた。

同裁判は、2008年6月にアンワル氏の元助手のサイフル・ブカリ氏が同氏から同性愛行為を強要されたと告発していたもので、検察側の物的証拠は、サイフル氏の体内から検出されたとされる精液のDNA鑑定結果だけで、これとサイフル氏の証言をどのように評価するかが裁判のポイントとなっている。

2012年1月の第1審の高裁判決は証拠能力に疑問を呈してアンワル氏を無罪としたが、今年3月の控訴審判決は証拠能力を認めて逆転有罪を言い渡していた。アンワル氏側はサイフル氏が同性愛行為を強要された跡がなかったといった医師の鑑定結果などを引用、サイフル氏の証言内容も矛盾が多く信用できないとの主張を展開した模様だ。

なお連邦栽におけるアンワル氏の弁護団長に、病気療養中のスレイマン・アブドラ氏に代わって前連邦栽判事のゴーパル・スリ・ラム氏が就任したことは周囲を驚かせた。

伊藤 祐介

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