日産 e-NV200、出荷を開始「新しい価値を提供し、お客様の満足に貢献する」

自動車 ニューモデル 新型車
日産自動車 e-NV200 出荷式
日産自動車 e-NV200 出荷式 全 10 枚 拡大写真

日産自動車は10月30日、神奈川県横須賀市にある追浜工場で、電動商用車『e-NV200』の出荷式を開催した。

出荷式ではまずステージ上に展示されたe-NV200からモニターへ給電することからスタートした。続いてあいさつにたった追浜工場の高橋徹工場長は「この車は当社にとって2車種めの電気自動車(EV)となる。スペインのバルセロナ工場で生産されているが、その後日本に輸出され、追浜工場で日本市場投入前の最終検査を実施している」と説明。

その上で「追浜工場は2010年から量産型EV『リーフ』の生産を世界にさきがけて始め、いわばEVのマザー工場。スペインで生産されたe-NV200も責任をもって、お客様に満足頂ける車をお届けしたいと考えている」と決意表明した。

その後、e-NV200ワゴン仕様に乗った片桐隆夫副社長がステージに表れ、「e-NV200を本日から全国に向けて出荷を開始する。6月の発表からしばらくお待たせしたが、ようやくこの日を迎えることができた。この車が今後日本中を走り回り新しい価値を提供し、お客様の満足に貢献するとともに、当社が掲げているゼロエミッションモビリティの実現に寄与することを強く期待している」とあいさつ。

さらに「2010年12月に『リーフ』を日本で発売して以降、着実に販売を重ね、これまで日本での累計販売台数は4万5000台になった。このところ各社こぞってEVを市場に導入してきていて、カテゴリーそのものの勢いも増してきていると肌で感じている。この動きを造り出してきた先駆者の自負のもと新しいe-NV200の販売も成功させていきたいと考えている」と述べた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. VW『ゴルフGTI』50年の歴史で最強、325馬力の「EDITION 50」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る