マクラーレン P1 GTR コンセプト 日本初公開…由緒正しきサーキット専用車、諸費用込み約3億円

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マクラーレン P1 GTR(デザインコンセプト)
マクラーレン P1 GTR(デザインコンセプト) 全 8 枚 拡大写真

マクラーレン オートモーティブは10月31日、都内にて『P1』のサーキット専用モデル『P1 GTR』のデザインコンセプトカーを日本初公開した。1995年のルマン24時間レースを制したマクラーレン『F1 GTR』の事実上の後継となる。

2014年8月に米国で開催された「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」において世界初公開されたP1 GTRは、マクラーレンのロードゴーイングカーとしてはトップモデルとなるP1のサーキット専用モデル。

搭載される3.8リットルV型8気筒ツインターボエンジンとハイブリッドシステム「IPAS(インスタント・パワー・アシスト・システム)」の組み合わせはP1と同じだが、専用チューニングを施した結果、最高出力はベースモデルに対して84ps増の1000psとなった。

P1 GTRには、マクラーレンがF1GPで培った技術も多く採用されており、顕著なところでは2008年シーズンのF1チャンピオンに輝いた『MP4-23』のステアリングがベースに採用されている。F1マシン同様、ドライブコントロールに関わる主要なスイッチ類がステアリング中央に配置されている。

P1 GTRは、サーキットプログラムや車両輸送費なども含めて3億円程度となる見込み。ただし、P1 GTRの購入にはP1をすでに所有していることが条件となる。生産はP1がラインオフする予定の2015年6月以降、限定的に行われる。総生産台数は30-35台程度になると見られる。

《瓜生洋明》

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