「ロボットは東大に入れるか」人工知能プロジェクト、センター模試で好成績

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昨年度との得点比較(英語)
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 日本電信電話(NTT)と情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII)は30日、人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」が高宮学園 代々木ゼミナールのセンター模試に挑戦した結果、英語において好成績を収めたことを発表した。

 「ロボットは東大に入れるか」(東ロボ)は、NIIの新井紀子教授を中心に、人工知能分野を再統合することで新たな地平を切り拓くことを目的に、若い人たちに夢を与えるプロジェクトとして2011年にスタート。2016年までに、大学入試センター試験で高得点をマークし、2021年に東京大学入試を突破することを目標としている。

 今回のセンター模試では、英語の結果が受験者中の偏差値50.5(昨年度41.0)だった。NTTは、今年度より英語を対象とした共同研究に参画。岡山県立大学、秋田県立大学、大阪工業大学、電気通信大学と共同で取り組んだ。「常識からの推論」を必要とするため、英語は、コンピュータがもっとも苦手とする科目とされている。

 NTTが長年培かってきた言語処理技術、知識処理技術を活用することで、平均点を超える好成績を達成できたという。なお、全体成績では、国公立大学4校6学部について、合格可能性が80%以上(いわゆるA判定)を得るレベルに到達したとのこと。

人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」、代ゼミセンター模試で好成績

《冨岡晶@RBB TODAY》

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