【ロールスロイス ゴースト シリーズII 発表】衛星とリンクし“ワフト”な乗り心地を提供する「魔法のトランスミッション」

自動車 ニューモデル 新型車
ロールスロイス ゴースト シリーズII
ロールスロイス ゴースト シリーズII 全 23 枚 拡大写真

ロールスロイス・モーターカーズは10月31日『ゴースト シリーズII』を発表した。納車は11月からスタートする。

ロールスロイスといえば数値で語れない優雅さと、魔法の絨毯のような乗り心地が特徴。今回発表された新型は、同社のフラッグシップ『ファントム』とは違い、ショーファードリブンとしてだけでなくドライバーズカーとしての魅力も高めているのが特徴だが、走りの質を高める技術の1つがシリーズII全車に採用された「サテライト・エイディッド・トランスミッション(SAT)」だ。

ロールス・ロイス・モーター・カーズ アジア太平洋 北部地域 広報マネージャーのローズマリー・ミッチェルさんはSATについて「ゴーストはオーナー自らドライブする機会も多いクルマ。誰が運転しても、まるでショーファーが操作しているような丁寧な走りをサポートしてくれるのがSATです」と述べる。

このシステム、昨年登場した『レイス』から採用されているものだが、交差点や高速の出口など、シフトダウンが必要な箇所を衛星と地図データで車両側が認識し、現在位置と走行スタイルからドライバーの動きを予想、適切なギアをあらかじめクルマ側がセレクトすることで、急激なシフトダウンを防ぎロールスロイス独特のふわりとした乗り心地に貢献する技術である。

ミッチェルさんは「ゴーストのボディサイドに流れる『ワフト・ライン』の“ワフト”とは、ふわりと漂うという意味の英語で、ロールスロイスの乗り心地を表現した言葉です」と教えてくれた。SATはそんな"魔法の絨毯"のような乗り心地を演出する"魔法のトランスミッション"なのである。

《橋本 隆志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 軽自動車よりも小さい! 15歳から運転できるオペル、約132万円から販売
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る