オートバックス中間決算…カー用品や車検整備不振で減収減益

自動車 ビジネス 企業動向
オートバックス(参考画像)
オートバックス(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

オートバックスセブンは10月30日、2014年4-9月期(第2四半期)の連結決算を発表した。

それによると、売上高980億4200万円(前年同期比-5.5%)、営業利益5億0700万円(-88.6%)、経常利益13億5000万円(-75.8%)、四半期純利益は4億2100万円(-85.9%)だった。

カー用品販売は、消費税増税前にスタッドレスタイヤからノーマルタイヤへの履き替え需要が早まった反動に加え、全般的な消費の冷え込みや、新車・中古車販売台数の減少に伴うカーナビや車内アクセサリーなどの商品需要の落ち込みなどにより、売上が減少した。

車検・整備は、消費税増税に伴い3月に前倒しで車検を実施した車両が増加したことや、リーマンショックから5年後にあたることから2回目の車検対象の車両が少なかったことなどが影響し、車検実施台数は前年同期比3.5%減少の約26万7000台となった。

車販売・買取は、前年度より取り扱いを開始した店舗の習熟度が上がってきたことに伴い、買取査定台数および成約台数が伸長し、オートオークションなど中古車販売業者向け販売が伸長。また小売においては、消費税増税による駆け込み需要の反動があったものの、新車・中古車販売ともに前年実績を上回り、総販売台数は前年同期比7.5%増加の約1万0600台となった。

通期業績見通しは前回予想を据え置いた。

《村尾純司@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る