桐生で町を上げてのクラシックカーフェス開催…来場者2万人以上、コンシェルジュによる説明も

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パレードに出発するオースチン・ヒーレースプライトMk1
パレードに出発するオースチン・ヒーレースプライトMk1 全 16 枚 拡大写真

11月2日、群馬大学理工学部桐生キャンパス(群馬県桐生市)において、「第9回クラシックカーフェスティバルin桐生」が開催された。主催はクラシックカーフェスティバルin桐生実行委員会。

地元桐生を盛り上げ、また、古いクルマの魅力を知ってもらおうと、“ジャックヒストリックカークラブ”などが中心となり開催されてきたこのイベントも9回目を迎えた。

徐々に参加台数、来場者も増え、現在では300台弱がエントリー。2万人以上の来場者がある大きなイベントに成長した。当日は共催である桐生市からも市長が応援に駆け付けるなど、地元の様々なイベントと連動した大きなお祭りのひとつとして認知されている。

当日は天気予報が良い方に外れ、快晴の中で開催された。大学敷地内に生産国別に並べられた展示車を楽しみながら、フードコートで食事をしたり、子供たちはお絵かき大会に参加するなど、大人から子供まで多くの来場者が秋の1日を満喫していた。

また、一部車両で、桐生市内を走行するパレードランを開催。実際にクラシックカーの走る姿も見ることができるだけでなく、会場内を3名のコンシェルジュと呼ばれる解説員がモーニング姿で巡回しながらクラシックカーに関する質問に回答するなど、単にクルマを見て楽しむだけではなく、そこから知識欲を満たすことも出来るようになっており、まさに大学構内での開催に相応しい試みである。

毎年このイベントはフィーチャーするクルマを設けている。今年は地元富士重工業から1954年に試作された『P-1』。そして、オオタ『OC型』と、アルファロメオ『8C2300』が展示され、大いに注目を集めていた。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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