フランスの自動車大手、ルノーグループは10月31日、フランス郵政公社との間で、環境対応車の導入における協力関係を強化すると発表した。
フランス郵政公社は2009年1月から、低排出ガス車両を導入するプロジェクトを開始。すでに、およそ6万9000台の環境対応車を配備してきた。
ルノーグループとフランス郵政公社は2011年10月、フランス郵政公社がルノーから、商用車の『カングー』をベースにしたEV、『カングーZ.E.』1万台を購入する契約を締結。
カングーZ.E.は、最大出力60ps、最大トルク23kgmを発生するモーターを搭載。二次電池は蓄電容量22kWhのリチウムイオンバッテリーで、最大航続距離160kmの性能を備える。
10月31日、ルノーはフランス郵政公社に、5000台目のカングーZ.E.を引き渡し。同時に、環境対応車の導入での協力関係を強化すると発表した。今後もフランス郵政公社では、EVなどの環境対応車の導入を進めていく。