バス&タクシー値上げ、公共陸運委が容認 長距離バス業界は30%値上げ要求

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
マレーシア(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

公共陸運委員会(SPAD)は、運輸相に対して認可制となっているバスとタクシーの運賃を全国的に引き上げるべきとの提言を行ったことを明らかにした。

バス運賃が最後に値上げされたのは2008年で、物価が上昇する中で6年も据え置かれていた。

SPADのサイド・ハミド議長は、全国のバス・タクシー業者からの要望を検討した結果、運賃値上げが妥当だとの結論に達したと述べた。一方、値上げの幅や時期などについては触れず、「最終的に認可するかしないかは運輸省しだい」と述べるにとどまった。

長距離バス業者からは燃料費や人件費、パーツ代などの上昇により経営が圧迫されているとして、30%の大幅値上げの要望が出ている。来年4月には物品・サービス税(GST)が導入されるため、さらなるコスト増を懸念しており、30%の値上げでは不十分との声も上がっている。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、11月10日にタイで世界初公開へ
  5. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
  6. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
  7. ホンダ『オデッセイ』が新色追加、2列目大型ロールサンシェードも標準装備…508万6400円から
  8. 爆売れ確実? これがトヨタ『ランクルFJ』のピックアップトラックだ! 実現の可能性は
  9. いすゞのピックアップトラック『D-Max』、タフでラグジュアリーな商用仕様「V-Cross」英国発売
  10. クルマ好きも唸るイベント満載!さらに進化した「ジャパンモビリティショー2025」の見どころとは?PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る