「埼玉県民の日」フリー切符、今年も鉄道6社が発売
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フリー切符を発売するのは西武鉄道と東武鉄道、埼玉新都市交通(ニューシャトル)、秩父鉄道、埼玉高速鉄道、首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)の6社。各社ごとに自社線が利用できるフリー切符を設定する。JR東日本はフリー切符を設定しない。
ニューシャトルと秩父鉄道は全区間が自由に乗り降りでき、埼玉高速鉄道とつくばエクスプレスも埼玉県外を含む全区間が自由に乗り降りできる。東武は埼玉県内の区間に限り利用可能。西武は埼玉県内区間と西武園・西武遊園地両駅で自由に乗り降りできる。
発売額は大人の場合、西武・東武が470円、ニューシャトルが420円、秩父が1000円、埼玉高速が680円、つくばエクスプレスが2380円。子供はほぼ半額だが、つくばエクスプレスは680円になる。利用できる日は11月14日に統一されているが、発売期間は西武・東武・ニューシャトルが11月8日から14日まで、秩父・埼玉高速・つくばエクスプレスが11月14日当日のみの販売となる。
「埼玉県民の日」は1871年11月14日、現在の埼玉県域に埼玉県と入間県の2県が誕生したことを記念して1971年に制定された。
《草町義和》