日本通運、日系で初となるルーマニア支店を開設…自動車関連物流を開拓

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日本通運は、ドイツ日本通運が日系フォワーダーとして初めてルーマニアに支店を開設したと発表した。

「ルーマニア支店」は、ティミショアラ市に開設した。欧州の自動車メーカーは、ドイツなどの自動車産業集積地からコスト競争力を高めるため、中東欧地域へ工場を移転する動きが活発化している。中でも、高速道路や鉄道などの交通インフラが整っているハンガリーに国境を接するルーマニア西部は、ルーマニアが2007年にEUに加盟して以降、自動車関連サプライヤー企業の進出が多く、部品調達や製品輸送などの輸送のため国内外を結ぶ物流ニーズが急速に高まっている。

ドイツ日通では、これらの物流ニーズを取り込むため、ルーマニア・ティミショアラ市に支店を開設した。

ルーマニア支店の開設で、ドイツ日通の中東欧地域の支店は、オーストリア、ハンガリー、チェコ、ポーランドに次いで5カ国、6拠点目となる。

ルーマニア支店では、日通の海外ネットワークを活用、海運・航空・トラック輸送など各種モードを組み合わせ、アジア、米州、欧州間を結ぶ高品質な物流サービスを提供する。

《レスポンス編集部》

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