「京都フリーパス」今年も12月から発売…市内の鉄道・バスが乗り放題

鉄道 行政
京都市内の鉄道・バスが自由に乗り降りできる「京都フリーパス」の券面デザイン。12月6日から発売される。
京都市内の鉄道・バスが自由に乗り降りできる「京都フリーパス」の券面デザイン。12月6日から発売される。 全 2 枚 拡大写真

京都市内で公共交通事業を展開している各社局は、市内の公共交通機関を利用できる「電車・バスでまわる『歩くまち・京都』京都フリーパス」を12月6日から発売する。

京都市が市内の公共交通事業者と連携し、2010年度から発売している冬季のフリー切符。京都市交通局とJR西日本、叡山電鉄(叡電)、近畿日本鉄道(近鉄)、京阪電気鉄道、京福電気鉄道(嵐電)、阪急電鉄、京都バス、京阪京都交通、京阪バス、西日本ジェイアールバス、阪急バス、ヤサカバスの14社局が参加している。

鉄道路線で自由に乗り降りできる区間は、京都市営地下鉄全線と叡電全線、近鉄の京都線京都~向島間、京阪電鉄の鴨東線・本線出町柳~三条~淀間、嵐電の叡山ケーブルとロープウェイを除く全線、阪急電鉄の京都線河原町~洛西口間と嵐山線桂~嵐山間。JR西日本は東海道本線(琵琶湖線・JR京都線)山科~京都~桂川間と山陰本線(嵯峨野線)京都~亀岡間、奈良線京都~宇治間が自由に乗り降りできる。

バスは京都市交通局と京都バス、京阪京都交通、京阪シティバス、京阪バス、西日本JRバス、阪急バス、ヤサカバスの各社局が運行している路線バスのうち、一部のコミュニティバスなどを除く京都市内全域の区間で利用できる。

有効期間は12月6日から2015年3月22日まで。有効期間中の1日に限り、フリーエリアの鉄道・バスが自由に乗り降りできる。発売期間は有効期間と同じで、発売額は大人2000円・子供1000円。

このほか、JR西日本が有効期間中の連続する2日間利用できるタイプのフリー切符を設定。京都以外の各地域から京都までの往復切符をセットにした「京都観光フリーきっぷ」「のぞみ&京都観光フリーきっぷ」として発売される。発売期間は「京都観光」が11月6日から2015年3月20日(富山・高岡発は2015年3月11日)まで、「のぞみ&京都観光」が11月11日から2015年3月19日までになる。

《草町義和》

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