1日午前3時10分ごろ、岩手県北上市内の東北自動車道下り線を走行していたキャンピングカーから出火する事故が起きた。車両は全焼。乗っていた家族6人のうち、幼児を含む3人が死亡。3人が重軽傷を負っている。
岩手県警・高速隊によると、現場は北上市相去町付近。キャンピンクカーは車体後部から出火。キャビン部分に延焼して激しく燃え上がった。
通報を受けて出動した地元消防が消火を行ったが、車両は約1時間で全焼。同乗していた62歳の女性と、1歳と3歳の男児が死亡。運転していた東京都江戸川区内に在住する42歳の男性と、39歳の女性が重傷。5歳の女児が軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。
運転者の男性は「右後輪がバーストしたかもしれない」と話していたが、その後の調べで別の車両のものとみられる金属片がガソリンタンクに突き刺さっていたことが判明。警察では漏れたガソリンが何らかの原因で着火したものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。