いすゞ、インドで新興国向けピックアップトラック開発へ…調達体制構築
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川原常務は「ピックアップトラックはタイを全世界への輸出拠点として20年も行っている。だが、タイのピックアップトラックはどんどんタイの市場が発達するのに伴って高付加価値化、乗用車化していく中で、それをベースにして開発したピックアップトラックが全世界の新興国市場で通用するかといえばそうではない。新興国向けの仕様にあったピックアップトラックをローコストで開発していく」と述べた。
その上で「今後はインドでピックアップトラックの展開を開始する。まずはインドの中で販売、生産を成立させることが最初だが、将来的にはインドで開発、調達拠点を築きながら、インドのサプライヤーを使って、本当の新興国向け、ワークフォースのピックアップトラックを開発していくことをこれから本格的に取り組んでいく」と話した。
《小松哲也》