【マクラーレン P1 GTR コンセプト】クルマはオマケの一部…目玉はF1ドライバーと同じプログラムの利用

自動車 ニューモデル 新型車
マクラーレン P1 GTR
マクラーレン P1 GTR 全 8 枚 拡大写真

マクラーレン・オートモーティブ・アジアが公開した、マクラーレン『P1 GTR』は、『P1』を購入したユーザーにのみ購入権があり、実際に購入するとマクラーレンが主催するドライビングレッスンに参加することができる。

「P1 GTRは、このプログラムのパッケージの一部でしかない」とは、マクラーレンP1プログラム・ディレクター兼マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ・エグゼクティブ・ディレクターのポール・マッケンジー氏の弁。

「このクルマを所有するユーザーは、マクラーレンとマクラーレンが誇るテクノロジーにこれまでにない形でアクセスができるようにする。具体的にはヒューマンパフォーマンスプログラムと、シミュレーターだ」と話す。

ヒューマンパフォーマンスプログラムは、もともとF1ドライバー向けに特化して作られたプログラムだ。「サーキットで高機能、高性能のクルマを走らせることによって生じる様々な肉体面、精神面へのストレスに対して訓練を行うもので、単なるフィットネスプログラムではない」という。

「シミュレーターは、オンロードやF1のサーキット用に開発された素晴らしい装置だ」とマッケンジー氏。「これを使うことによってユーザーはP1 GTRを実際のサーキットにいるようなイメージで運転をし、そして、サーキットにおいてのドライビングに備えることが可能となる」と説明した。なお、これらは過去、ユーザーへの提供はしてきておらず、今回初の試みであるという。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る