【マクラーレン P1 GTR コンセプト】クルマはオマケの一部…目玉はF1ドライバーと同じプログラムの利用
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「P1 GTRは、このプログラムのパッケージの一部でしかない」とは、マクラーレンP1プログラム・ディレクター兼マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ・エグゼクティブ・ディレクターのポール・マッケンジー氏の弁。
「このクルマを所有するユーザーは、マクラーレンとマクラーレンが誇るテクノロジーにこれまでにない形でアクセスができるようにする。具体的にはヒューマンパフォーマンスプログラムと、シミュレーターだ」と話す。
ヒューマンパフォーマンスプログラムは、もともとF1ドライバー向けに特化して作られたプログラムだ。「サーキットで高機能、高性能のクルマを走らせることによって生じる様々な肉体面、精神面へのストレスに対して訓練を行うもので、単なるフィットネスプログラムではない」という。
「シミュレーターは、オンロードやF1のサーキット用に開発された素晴らしい装置だ」とマッケンジー氏。「これを使うことによってユーザーはP1 GTRを実際のサーキットにいるようなイメージで運転をし、そして、サーキットにおいてのドライビングに備えることが可能となる」と説明した。なお、これらは過去、ユーザーへの提供はしてきておらず、今回初の試みであるという。