【リコール】三菱ふそう キャンター など3万4000台、バッテリー配線から発火のおそれ

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三菱ふそう・キャンター(FBA20)
三菱ふそう・キャンター(FBA20) 全 2 枚 拡大写真

三菱ふそうトラック・バスは11月6日、『キャンター』など2車種のバッテリーイコライザーに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

【画像全2枚】

対象となるのは、三菱ふそう『キャンター』と日産『アトラス』の2車種で、2010年5月26日~2014年4月3日に製作された3万4681台。

小型トラックにおいて、バッテリーイコライザーの12Vと24V端子の防水加工に不適切なものがあり、融雪剤等の導電物質が付着すると、当該端子とバッテリーイコライザーのケースが通電して電気的腐食が発生するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該端子部でショートが発生し、最悪の場合、端子周りの樹脂部品、配線からの発煙、発火に至るおそれがある。

全車両、バッテリーイコライザーの12Vと24V端子部に高粘性グリスを塗布し、被水防止の樹脂製カバーを追加する。また、12Vと24V端子部の著しい電気的腐食によって、配線の固定が正常に行えない場合には、バッテリーイコライザーと配線を新品に交換する。

不具合は19件、部分焼損事故が1件発生している。市場からの情報で発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

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