iBeacon情報を頼りにリアルな秋葉原で「逃げる・奪う」…ゲーム連動イベント

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2日に行なわれたリアルゲーム「アキバステルス」。秋葉原電気街をiBeacon情報をもとに「逃げる・奪う」を初体験
2日に行なわれたリアルゲーム「アキバステルス」。秋葉原電気街をiBeacon情報をもとに「逃げる・奪う」を初体験 全 32 枚 拡大写真

ユービーアイソフトと日本マイクロソフトは、11月20日発売の潜入アクションゲーム『アサシン クリード ユニティ』の世界観を実写化した動画「AKIBA STEALTH/アキバステルス」を7日に公開。秋葉原を舞台にしたリアルゲーム(2日)と連動した内容で、成田童夢氏らも出演する。

YouTubeに7日公開されたこの「AKIBA STEALTH/アキバステルス」は、リアルな秋葉原の街中を舞台に、「アーティファクト」と呼ばれる宝を手に入れようとする青年たちと、それを阻止しようとするガードマンとのバトルが描写された“実写版アサシン”というイメージ。

青年たちは街にまぎれるため、アキバ風のファッションなどで秋葉原をさまよい、スマホのアプリを活用しながら、走る・跳ぶ・登るといったパルクールでガードマンから逃れ、街を駆けめぐる。キャストには、パルクール界で知られるShuto氏や、アキバ系オタクを自称する成田童夢氏らが起用された。

また、この動画を疑似体験できるリアルイベントが、秋葉原で2日に実施された。多数の応募のなかから選ばれた“アサシンファン”の100人が、街に隠されたアーティファクト(3か所)を探すというゲームに熱中した。

ルールは、「30分という制限時間内にガードマン(10名)の追跡を逃れながらアーティファクトを探し、確実に手に入れるまでの所要時間を競い合う」というもの。

このリアルイベントで注目されたのは、今回のイベントのために開発されたオリジナルアプリをiPhoneなどにインストールし、エリア内のiBeacon端末(3か所)のシグナルを受信しながら、アーティファクトの在りかを探っていくという仕組みだ。

このリアルゲームを企画したユービーアイソフトのセールス&マーケティング・ディレクターの辻良尚氏は、「iBeaconという最新ガジェットを活用したリアルゲームの実施は、おそらく世界初。iBeaconとの相性や、アサシンらしさを実体験できるアプリに仕上げるための開発に時間をかけた。ステルス、つまり見つからないように動くという緊張感やスリリングな部分をスマートフォンで表現した」と語る。

実際にイベントに参加すると、「参加者が捕捉された!」「ガードマン接近中!」「ガードマン超接近中」などのメッセージが画面が表示され、バイブレーションが激しくなると、恐怖感や警戒心が最高潮に達し、ゲームであることを忘れるほどのスリルさを体感。

参加した10代の男性は、「いつも歩いているアキバで、こんなに興奮したのは初めて。心臓バクバク。相手が見えないなかで逃げるというスリルを初体験した」と話していた。

《レスポンス編集部》

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