ホンダは11月10日に5代目となる新型『レジェンド』を発表した。1月22日に発売する。10年ぶりの全面改良であり、新型は3モーター方式のハイブリッド車(HV)の1グレードのみとなった。販売計画は月間300台。
日本本部営業企画部の金子一主任によると、現在のレジェンドの国内保有台数は約1万5000台という。新型ではこうした既存ユーザーに加え「輸入車を含む新規のお客様の獲得に力を入れていく」(金子氏)構えだ。
開発責任者である本田技術研究所の青木仁主任研究員も「輸入車とは、意のままに操れる走りなど性能面でガチンコ勝負したい」と、切り込みに意欲を示す。また、トヨタ自動車のレクサスでは『GS』を意識していくという。
レジェンドの税込み価格は680万円。青木氏は「個人的にはもう少し高くてもいいのでは思うくらい。ライバルに対し魅力ある価格にできた」と、コストパフォーマンスでも自信を見せている。