ジェイテクト、ATの効率を向上するニードルベアリング開発…低燃費化に貢献

自動車 ビジネス 企業動向
ジェイテクト、超薄肉スラスト針状ころ軸受を開発
ジェイテクト、超薄肉スラスト針状ころ軸受を開発 全 1 枚 拡大写真

ジェイテクトは、オートマチックトランスミッションの効率を向上する「超薄肉スラスト針状ころ軸受」を開発した。自動車メーカーや変速機メーカー向けに自動車の低燃費化、高効率化に貢献する商品として提案する。

開発したのは、レース2枚付きで厚さ2ミリの中で使用可能な、世界最小クラスのスラスト針状ころ軸受(ニードルベアリング)。

オートマチックトランスミッションのプラネタリギアで通常、滑り摺動部となっている箇所を転がり化し、ユニット単位での効率向上に貢献する。軸受単体の比較では、現行品の銅ワッシャに対して80%以上のフリクション低減効果を見込む。プラネタリギヤの精度やキャリア剛性の影響により、大きなスキュー力が発生する場合に効果が発揮される。

同社グループの宇都宮機器が製造する。月産20万個の販売を計画している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 新型『ムーヴ』『ステラ』のコーナリング性能を向上、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」シリーズ
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る