ダイハツ工業の営業本部長を務める堀井仁専務執行役員は、11月10日に都内で開いた『ウェイク』の発表会見で、登録車から移行するダウンサイジングユーザーの比率は「35%」と想定していると明らかにした。
ウェイクはダウンサイジングユーザーの事前調査を徹底的に行い、「不満」と指摘された点を見直してスペースの確保や運転する際の視界の高さなどを実現した。これにより、大きな訴求点であるレジャーへのユーティリティの高さとともに、登録車ユーザを獲得していく構えだ。
堀井専務によると、ダウンサイジングの比率は同社で高い水準の『タント』でも「現在は25%程度」。ウェイクはさらに10ポイント高い目標であり、「目線を高めて取り組みたい」と話した。