ブリヂストンは、低燃費タイヤの技術開発で培ってきたゴム材料開発技術を応用し、省エネルギー性能の高い難燃性コンベヤベルトを開発したと発表した。11月から全世界で販売を開始する。
ベルトコンベヤは、ベルトがローラーを乗り越える際に発生する抵抗によって、エネルギーロスが発生していると見られている。
同社は、ローラーを乗り越える抵抗に着目、低燃費タイヤを開発するための技術開発で培ってきた、ゴム材料開発技術を応用することで、難燃性は従来レベルを維持しながら省エネルギー性能を追求したコンベヤベルトの開発に成功した。
同社では、難燃性コンベヤベルトを使用する、石炭搬送を中心とする鉱山、港湾、発電所などの顧客に対して、エネルギーコスト削減による操業コストを削減できる商品として提案していく。