オンラインレストラン予約サイトの運営、ならびにレストラン向け予約管理・顧客管理ソリューションの提供を行っているオープンテーブルは、2014年10月10日～10月13日に、首都圏在住の20～30代独身男女（有職者）440人に対して、「クリスマス」に対する意識調査を実施した。
その調査結果によると、昨2013年よりは多少改善されているものの、今年も現段階では、独身男女の過半数がクリスマスを一緒に過ごすパートナーのいない状況が明らかになった。
「今年のクリスマスは誰と一緒に過ごしたいですか？」と聞いたところ、65.5％の男女が「恋人」（現時点でいない場合の「希望」も含め）と回答している。現時点で恋人がいないと回答している人に限定しても、43.6％が「恋人と過ごしたい」と答えた。
しかし、「あなたには現在、付き合っている恋人がいますか？」と聞いたところ、57.3％と過半数の人が「いない」と回答し、その夢とは裏腹に、厳しい現実も調査から浮かび上がった。なお、昨年の同時期の調査結果では、同じ質問に対して64.5％が「いない」と回答しており、20～30代独身男女にとっては、今年も依然としてクリスマスを一人で過ごす“クリぼっち”予備軍が多数見受けられる結果となった。
「今年のクリスマスはどのように過ごしたいと思いますか？」と聞いたところ、「レストランなどの外食ディナーを楽しみたい」という回答と、「自宅でのんびり過ごしたい」という回答が47.3％で同率1位という結果になった。この傾向は恋人がいる人に限っても変わらず、「自宅でのんびり過ごしたい」派は39.5％で、「外食ディナー」派（57.7％）に次いで第2位となっている。
外食ディナーを楽しむ場合の一人あたりの予算の上限を尋ねたところ、一番多かった回答は「5,001～10,000円」で43.4％、金額で平均すると10,064円という結果になった。これは昨年の調査結果（「5,000円～10,000円」が38.9％、平均10,783円）と比較しても、あまり変化のない数字となっている。
しかし、男性には強いクリスマス・ディナーへのあこがれがあるようだ。「外食ディナー派」と「お籠もり派」を性別、年代で比較してみると、「外食ディナー派」のトップは20代女性（50.5％）、そして「お籠もり派」のトップも女性でこちらは30代（56.9％）となり、年代とともに、両者の数字が入れ替わっていた。一方、男性は20代、30代とも「外食ディナー派」がリードし、「お籠もり派」との差は年代とともに縮まるものの、30代でも依然「外食ディナー」リードは変わっておらず、「外でクリスマス・ディナー」への思いを強く持ち続けていることがわかった。
「クリスマスに外食ディナーを楽しむ場合、どんなお店を選びたいですか？」と聞いたところ、「個室の用意があるお店」「特別な日にしか行かないような高級店」「クリスマス限定メニューがあるお店」「イルミネーションの綺麗なお店」などを抑えて、「インターネットの口コミで評判の良いお店」が34.8%でトップとなった。さらに、それらの情報チェック、店舗選択、予約を行う端末についての質問では、「スマートフォン」利用者が89.8％で「PC」利用者（78.8％）を上回って1位となり、特に女性では「スマートフォン」94.0％に対し、「PC」は63.8％と、圧倒的にスマホ利用者が多いという結果になった。
「恋人がいる」と答えた人に、「今年のクリスマスの外食ディナーをどこにするか決めていますか？」と聞いたところ、「決定していて予約済み」「決定しているが予約はこれから」「何店舗か候補があり検討中」「情報収集中」と、既に何らかのアクションを起こしている人が半数以上（52.8％）を占めた。これは「恋人がいない」と答えている人（20.9％）をはるかに上回る数字となり、「恋人がいる」人たちは日頃から、「月一回以上の割合でネット上で飲食店の選択、予約を行っている人」が63.6％で、「恋人がいない人」（38.2％）を大きく上回っている。また、利用するレストラン情報・予約サイトの数についても、恋人の有無に限らず、多数派は「5件まで」だったが、「恋人がいる人」の場合には「6～15件」利用しているという人も約5人に1人（22.2％）となり、「恋人がいない人」の8.6％を大きく上回る数字となった。
「恋人同士でデートをする場合に異性が気をつけるべき、気をつけて欲しいと思うことは？」と聞いたところ、「恋人のいる人」と「いない人」を比較した場合、「恋人がいる人」は「ディナーの予約」「プレゼントの準備」「デート全体の演出」など具体的な準備を期待されている一方、「恋人がいない人」は「自分が楽しむ気持ち」「相手を楽しませる気持ち」といった精神的な要素の方を重視していることがわかった。「クリスマス・ディナーの予約はいつ頃するべきだと思いますか？」と聞いたところ、「一ヶ月前」が45.9％で最も多かった。
「OpenTable」には約1,400店のレストランが加盟しており、スマートフォン、PCから予約できる。11月28日まで、「Uber」のハイヤーサービスで使用できるクーポンコードをプレゼントする「Dinnerの後も夢心地Uberのスペシャルプロモーションコードプレゼント！」を実施中だ。
